Microsoft Empower Partner Days 2020

31 8月

皆さん、こんにちは。室長こと、吉島良平(Microsoft MVP for Business Applications| Microsoft Regional Director)です。いかがお過ごしでしょうか?今日は8月最終日。まだまだ、猛暑が続くと思いますが、時間が経つのはほんとにはやいですね。

私たちPacific Business Consulting,Incでは、マイクロソフトのビジネスアプリケーション祭り、#D365BCWeek (9/14-9/18開催)の準備で、コンサルタントも、マーケティングチームもあわただしい日々を過ごしております。開催まで残り2週間ということで、Power BIで作成したイベントカタログ/スケジュールが既に公開されています。各製品の最新情報や、新しい働き方のトレンドをキャッチしたいという方は、是非お申込みください。また、所属企業の役割で重要/推奨セッションが確認できますので、社内の他の部門の方々にも情報共有いただけますと幸いです。

イベントカタログ(セッション概要/スケジュール)

さて今日は、先週開催された「Microsoft Empower Partner Days 2020」について、少しだけ振り返っておきたいと思います。昨年までは、毎年8月末に、JPC (Japan Partner Conference)という名前で開催されていましたが、今年は名前を変えてオンライン開催となりました。マイクロソフトの新年度における体制や戦略をパートナーと共有する場という位置づけのイベントです。

冒頭は、吉田社長より、DX推進のお話でした。

続いて、今期はエンタープライズ事業本部の責任者になられた高橋専務。

昨年度の振り返り。3つのイノベーション。コロナ禍を見越していた方のようなターゲッティング。

ここからは、インダストリー別の振り返りと最新の状況。まずは製造業から、

流通小売業、

ファイナンス、

エデュケーション、

ライフサイエンス、

新体制の発表。

檜山さんへ、パートナー事業本部のビジネスをバトンタッチ。

4月に行われた国内のIT意思決定者の調査結果として、緊急検討項目に「コラボレーション」と「コミュニケーション」の高度化が筆頭にあげられているとのこと。ステイホームの環境下で、如何に生産性を落とさずに、素早くコラボレーションするか?という課題が浮き彫りに。

昨年度日本は、Big Dataの活用が、日本は63か国中最下位。

今年に入って、日本のデジタル技術のスキルは、なんと63か国中、62位。。。ブービー・・・・

DX推進を行うためにパートナーの協力は不可避。更なるエコシステムを構築していく必要がある。

FY21の注力領域。

ここからの3枚のスライドがものすごく重要。

DXを加速化していくためには、都度オーダーメイド開発をするのではなく、リピータブルなソリューションの活用が大切。

そして、それをユーザーに速く届けるためのチャネル改革。

総務省のデータによると、日本の受託開発率は88%、米国の2.6倍。

これが、スピードの差になって表れていると考えられるとのこと。これはIT業界の人員配置構造に依存する。こいつを崩さないとどうにもならんというのが室長の見解です。

日本もIT人材が非IT企業に属す割合を50%くらいまで引き上げないといけない!

なのでリピータブルなサービスにしてメニュー化し、それをユーザー側で導入していける仕組みの整備が必要だと、室長も感じています。まさに、ここが肝です。

今期のパートナー様へのお願い事項。(我々は、↓を頭においてお仕事をしないといけない)

次は、クラウド&ソリューション事業部、本部長の手島常務から。

ニューノーマルな時代において、一番大切なミッションは、人間がもつ本来の潜在能力を引き出すこと。

ここから5枚によるメッセージは本当に大切。

Re:Innovate Japanの取り組み。

課題の再認識。

個別最適の弊害・・・

ここを解決したいですね。

なるほど。デジタルフィードバックループが、人間の潜在能力を引き出す。Empowerってことか。それが、イベント名になっているんだ。

これは強烈。圧倒的な差別化がなされている。他社ではできないだろう。

更なるエコシステムの構築を目指す。(チャネルについては上述)

プロジェクト開始から、クロージングまでをサポート。

Go to Marketだけでなく、Solution Competency Centerを設立。COEをパートナーと創るってことか。

檜山常務と、手島常務のお話。まさに、刺さります。#DX365を実現するために、現状、必要な考え方、指針がしっかりと出されています。以上がキーノートで解説されたFY21のマイクロソフトの戦略です。

#D365BCWeek でも、Dynamics Ken(大谷健氏)によるオープニングキーノートが予定されています!楽しみですねぇ(^^♪

#D365BCWeekでお伝えしたい内容と、このMicrosoft Empower Partner Days 2020で語られたFY21のゴールは、偶然というか、ほぼイコールなので、是非楽しみにしておいてくださいね。Microsoft Empower Partner Days 2020において課題として提起されたものに対して、具体的にソリューションや解決の方法論/サービスが学べるイベントになるはずです。

イベントカタログ(セッション概要/スケジュール)

それでは、今日はこのくらいで!Let’ Go Moooooore Dynamics and Power Platform !!