Dynamics 365 Business Central -2021 Wave1-

18 4月

皆様、こんにちは! 室長こと、吉島良平(Microsoft MVP for Business ApplicationsMicrosoft Regional Director) です。いかがお過ごしでしょうか。毎年この時期は、入学式や、入社式などの雰囲気に、こちらまでフレッシュな気持ちになるのですが、今年は「アバター入社式」といったVRを活用し対面でのコミュニケーションを制限する取り組みを行われた企業もありました。日経新聞のウェブサイトにも、下記のような記事が取り上げられていましたね。

新入生歓迎会や、新卒歓迎会などが盛大にできないのは、やっぱり残念ですね。個人的には、普通の生活に戻れた時に、改めて”式”や”会”をもてるといいなと感じています。

さて、今日は最初に少しだけ宣伝をさせていただき、その後イベント参加報告を備忘録として残しておきたいと思います。

Directionsが、下記の日程で今年も完全にオンライン開催となっています。これらはDynamis 365 Business Centralを導入していくパートナーのための、パートナーがホストするイベントです。

室長もDirection Asiaの実行委員を担当していますので、ご興味がある方はお声がけいただければと思います。

それでは、前回のBlogの中でもご紹介した2つのイベントを振り返っていきたいと思います。まずはPower Communityが開催している、Business Central Bootcampのセッションを見ながら、このBlogを書いています。昨日は日本時間の22時~29時まで開催されました。今日は日本時間の15時-27時まで12時間ぶっとおしでセッションが続きます!

今は↓の黄色マーカーの2つのセッションを、2つのTeamsを立ち上げながら見ながら書いています。いろいろな方々のプレゼンを聴くのは、非常にいい学びになります。またこのイベントはユーザーの方々も参加されているので、ユーザー視点を肥やすのに役立ちます。今日はアプリケーションとテクニカルの2トラックでセッションが進んでいきます。

以前同僚だったTeddy(現在はNZに滞在)もセッションを担当していました。懐かしかったです。開発デザインパタンの中身の濃いコンセプトセッションでしたね。またどこかで会おうね!

登壇者のレベルは、ユーザー側でお仕事をされている方もいらっしゃるのでマチマチなのですが、コミュニティーが少しでも成長していけるように室長も継続的にサポートをしたいと思っています。他にも数名のMVPが参加されていて網羅性という意味では凄くいいイベントでした。英語ネイティブの方も、ノンネイティブの方も参加されているので、英語力を鍛える練習になりますので次回以降ご興味がある方は、是非ご参加いただければと思います。

次は、春のメジャーアップデート(2021-Wave1)を理解するためにマイクロソフトの製品開発チームがホストしているイベント、Microsoft Dynamics 365 Business Central Launch Event についてふりかえっていきたいと思います。

↓イベントサイト↓

ラウンドテーブルディスカッション用にネットワーキングスペースなども用意されているため、話したい人とグループチャットなどを開催することもできます。

↓リーダーズボードで室長ぶっちぎっています (笑)

D365BCと合わせて活用するVisual Studio Code、Power Platform, Microsoft Teams、Power Apps(Virtual Table/ Dataverse)などのセッションが用意されていることだと思います。ご興味がある方はまだ申し込めると思いますので是非ご覧いただければと思います。

早速、オープニングキーノートからみていきましょう!イベントのTOPがD356と最初はなっていました。(現在は修正済み)ご愛敬ですね。

メンバーはいつもの顔ぶれです。

英語で見たい方のために、録画を↓においておきたいと思います。

スライドだけを見たい方は↓

「Onboarding」「Better together with Microsoft」「Best of breed business Solutions」が今回のテーマとのこと。冒頭は、D365BCWeekにもコメントをくださったGMのMike氏から。彼のバックグラウンドを考えると、「Better together with Microsoft」というキーワードは強烈に推進される気がしますね。もともとSharePointをつくったときの初期メンバーで、その後Officeチームに長く在籍されていたので。

インド、ギリシャ、ルーマニア、トルコという商習慣が複雑な国のローカライズがリリースされました。これで日系企業様がオフィスをもたれている海外の主要国はほぼ網羅できたと考えています。

続いて、10ヶ国のリリース計画があるようです。59ヶ国に対応できるようになるわけですね。マイクロソフトのグローバルパートナーネットワークの凄さだと思います。

GDPRなどの絡みでGo Localというフレーズと商習慣機能について。スイスでのおはなし。

価格の話。(よっ、まってました!)

ストレージのお値段がぐっと下がりました。良かった。。。これでクライアント様に怒られないですむ☺

ストレージのオプティマイズプラクティスについて。

オンプレ構築とクラウド構築における重要な変更ポイント。

課題やBugなどは、是非GitHubを活用して貢献してほしいということですね。

本イベントで用意されているセッションについて。4月17日現在、Seamless Sercice and Performanceに記載のあるDockerとDeOps Processes for PTEs(Per Tenant Extensions)に関しては閲覧可能な録画が無いようです。後日アップデートされるのでしょうかね。

続いて、いつも助けていただいているJannik氏。少し声がかすれていたので疲れていたのかもしれませんね。激務だろうし。

最初は、「Onbording」から。この単語をどう日本語化していいのか、難しいのですが、この機能はDatabaseを構築するユーザーやパートナーにオペレーションや設定の指示をするものです。当社だとJ-PACK(日本商習慣対応)や製造原価配賦機能(BC-MFG)などの設定を誘導するような、そんな用途に使えるものなのではないかと考えています。

フィールドの意味や、各々の作業の指示ができるのは便利なのですが、パラメータ定義できない部分はVSCを使ってALでちょっとしたカスタマイズが必要になりますね。

次は、皆さんもご利用いただいているのではないかと思いますが、Microsoft Teamsにて、分析コード(会計仕訳に刺さる分析対象の軸のこと)を間違って使っちゃったんだけどという連絡があり、

Teamsに張り付けられていたBCのGL(会計元帳)のURLをクリックして、会計元帳を開き、

分析コード/価値を変更するというオペレーション。

アップデートもその時、もしくはスケジューラーを活用することができる。そうですね、結構なトランザクションを更新する場合はスケジューラーを活用するのがいいでしょうね。

以前は、分析コード/価値の選択を間違った場合は、赤黒処理もしくは3rdPartyツールが必要だったので、この改善はとてもありがたいですね。Analysis Viewという仕訳+分析コードをたえて見える化するテーブルのデータも更新してくれるようです。

次は、MTGするベンダー情報を、Teamsから直接BCを立ち上げ、

仕入先カード(ベンダー)を開き、そこに情報がある仕入先の担当者情報をコピー。

それをTeamsにはりつけて、これからこの人とMTGだよね。という会話をしていました。

更に、ここからLinkedIn連携のデモンストレーションまで含んだら良かったなと個人的に感じました。TeamsとBCが連携することで、テレワークの生産性向上になりますね。

続いてはClaus氏の登場です。髭が伸びてきて、

シュナウザーチックになってきましたね(笑)

SaaSアプリケーションの課題の一つにパフォーマンスというのがあるかと思いますが、パフォーマンスを測定するツールキットがリリースされていること、Directionsの中で4PS(ベンダー)のセッションがあるので是非見てくださいねとのこと。

10年くらい前は欧州のMSに勤務されていた方ですね。今は4PSにいらっしゃるんですね。海外でよくお会いしたのでホントに懐かしいです。

次はExtensionの管理で、レポートExtensionのアップロード。

元々表示のなかった国コードをレポートに追加。簡単になりました。

今回のWave1では、↓のようなパフォーマンスの改善がなされたということです。ストレージ容量のライセンス価格の低減と合わせて大変ありがたいお話です。

必要なセッションを見たら、次は↓で更に知見を深めてくださいと。

ここで、Directionsのご紹介もいただきました。ありがとうございます!(笑)

30分ほどのキーノートでした。

キーノートの後は、こちらも新しい取り組みだったのですが、Q&Aセッションがありました。

セッションの終了時にお知らせのあったQRコードを読み込み質問サイトへ。ここに記入して他の人が賛同して「いいね」を押下し、その数の多い方の質問が優先されてQ&Aセッションに自動で出てくる仕組みでした。他のイベントでもこうあるべきですね。参考になります。

ちゃんとありがとうをいれてくれた。以前Mike氏に無理やり日本語を話してもらったからでしょうか(笑)

フィードバックをお願いします!

SNSの投稿は、#MSDyn365BCLanchEventと、#MSDyn365BCだったので、Twitterをこれらのハッシュタグで検索すると情報が拾えると思います。

いやぁ、今回もかなりの機能拡張がありますので、導入に関わる当社のスタッフもプロジェクトを推進しながらこの急激な改善についていくのは本当に大変ですし、ユーザー側もカスタマイズしていると検証作業が必要になりますので、5月中にUATをすべて終えて、6月1日には新しいバージョンでオペレーションをはじめないといけないので、時間もなく大変ですね。これがクラウド時代に求められるスピードなので、慣れていく以外すべはありませんね。

さて、ここからはBCのパートナーもしくは、ユーザーの方にみていただければと思います。

次はアプリケーション側のオーバービューにいきましょう!まずはBrian氏から。

20以上のアプリケーション領域、そして10ほどのクライアント側の拡張があるようです。

オープニングでも少しでてきた分析コードの訂正機能ですね。

必要な分析コード値のみが選択できるように改善されましたね。

定型仕訳帳においても、分析コードで振り替える方法が充実しました。

支払調整仕訳帳の改善

銀行勘定調整機能の改善

レポートが追加されました。

次はAndrei氏から。AI、機械学習、開発の担当なのに、アプリケーション側のサポートもするのですね。

次は販売管理やリレーションシップ管理領域の改善ですね。

販売価格のところですね。

クライアントとの折衝履歴

コンタクト⇔仕入先/得意先マスタとのシンクロ方法の変更

D365Sales(CRM)⇔D365BC(ERP)の改善

CRM側で利用可能在庫がより簡単に確認できるようになりました。

在庫管理モジュール側の改善ポイントですね。

ロット番号/シリアル番号が自動作成されるように改善。

ロット別の情報がより分かり易くなりました。

この機能がないので苦労をされたユーザーの方も多かったと思います。以前は個別に開発していました。

ロット別の情報を確認できる画面から、更にその先のデータ(下の場合は受注ーダーにひもついているロット情報まで)を容易に確認できるようになりました。

ついに!箱番号(パッケージ番号)がロットレベルに付与しました。単なる追跡だけではなく、パッキングリストとかつくるときに利用できそうですね。

在庫ドキュメントタイプに関連する新たな機能追加

ジョブでBin(棚)が選択できるようになりました。

アシスト設定機能の充実

次は製造モジュール側ですね。

製造オーダーのヘッダーにバリアントが追加

在庫取扱単位(SKU)側でBOM/工順が定義できるようになりました。(限定されたサポート

ロットサイズが製造側でサポートされました。

次はMike氏からですね。

オンボーディング機能の説明

ロールセンターの表示スピードが改善されました。上部の部分だけ先に計算されるということのようです。

ユーザビリティーの改善

より簡単に詳細情報にルックアップできるように改善されました。

クリックするとそのフィールドの全体の情報が選択できるようになりました。

スクロールバーとグリッドレイアウトの利便性の向上

スペースの調整

ここは大事ですね。古いブラウザでは利用ができなくなります。

レポート出力の画面で、出力するプリンターの変更が容易になりました。

これも小さい変更ですが、結構役に立ちます。

更に細かい内容はリリースノートを見てくださいとのこと。

次は、銀行勘定調整いってみましょうか。

あーこのあたりいいですねー。取り込んだファイルを確認しやすい。

日付定義も国によってまちまちなので便利。

以前はできなかったUndo(取消)機能が追加されたようです。

この機能の追加に伴い、ステートメント番号も更新できるロジックが必要になったのでしょうね。

Soren氏(↓右)はローカライズの責任者なので、この銀行ファイルの取り込みがローカライズに近いのでセッションを担当したのかもしれません。いつも当社の商習慣の対応でお世話になっています。

次は、プリンター関係ですね。

基本的にはIgniteでアナウンスのあったUniversal Printerの話。

UWP対応した!!

Teamsからも直接出力可能に!

ライセンスのお話。既にお持ちの方が結構多いのではないでしょうか。

次は、EmailとWordテンプレートのセッションにいきましょう!

次はTomas氏から。

おっと、新キャラ登場か?

前回のリリースの拡張機能と、OAuth2が使われるようになったというお話です。

転記済請求書の画面から送信したメール本文が直接リンクされたようです。

ここからはWordテンプレート改善のおはなし。

Wordテンプレートをひろってきて、取り込む予定のWordに張り付け。

表示など追加したい情報をWordから直接選択!(これ、物凄く便利!)

顧客毎にどのフォーマットを利用するか設定する。

メールに使うテンプレートをユーザー単位に設定。地味だけど便利。

次はオンボーディング機能にいきましょう!

Mike氏とSoren氏ですね。Soren氏がいるということはローカライズにも使えるという趣旨なのかもしれません。↓この機能をどう使うかですね。

URLも定義できるのでは、お困りの方向けにQ&Aウェブサイトや動画ともリンク可能ですね。

次は、Migrationにいきましょうか。これは大切なTopicsですね。

Dmitry氏の担当です。一番信頼できる気がするなぁ、Dmitry氏は。

GPからのBCへのマイグレーションも改善されたようです。

廃止になる機能の分析はテレメトリー分析をしているとのことです。

Docsのトラブルシューティングガイドを利用してくださいとのこと。

80GBが一つの閾値。これ以上だとMSに問い合わせることとのこと。

会社の情報がイニシャライズされていないので問題になることがあると。覚えておこう。

Cloud Insightsはわかりにくい場所にあるので、今後はロールセンターにもっていくとのこと。

バージョン14がマジョリティーなのは当たり前ですかね。

コードはGitHubに公開されているので、気付きがあればPull/Pushしてくださいとのこと。

Yammer側にも課題/過去の問い合わせなどが確認できるようにしているのでこちらも参照してくださいとのこと。

必要に応じて、GPのパートナーに見積をとってみよう!とのこと。

MS Learnを利用しようね!とくくるあたりDmitiry氏らしいですね。

次は、分析コードの訂正機能について、キーノートの掘り下げセッションですね。

Brian氏が担当ですね。

ここからはIvan氏が説明

分析コードの訂正はこれまで赤黒処理をするか、それともISVのソリューションを使うしかなかったのですが、標準機能で対応できるようになったことは大きいですね。日本の組織変更(部門)などにも対応ができると思いますが、変更をかけるトランザクションが多いときは要注意ですね。トラブルのものとになるので細心の注意を払って対応していくことが必要です。

次は、Microsoft Teamsとの連携ですね。Mike氏の担当です。Mike氏の英語、分かり易いんですよね。単語も文章も丁寧なので、話すときの参考になります。スマートな英語ですね。

Teamsの下のボタンからBCが直接起動できるのは最高!

なるほどWave1で間に合わなかったところも結構ありそうですね。どこまでできるか検証が必要!

オンプレやIaaS構築では利用できませんね。SaaSだからこそできることの一つですね。

Microsoft Teamsとの連携は2月・3月に行ったセミナーでもデモンストレーションをお見せしていますが、また新しいネタを5月後半のセミナーでご紹介できればと考えています。Teams連携はコロナ禍において重要だなと改めて感じています。

次は、みんな大好きPower Platformとの連携セッションに行ってみましょう!

Blazej氏の担当ですね。

V.2.0のAPIとカスタムAPIページの対応嬉しいですね。Webserviceはそのうちなくなりそうなので、APIベースで今後は設計したほうがいいかと思います。25%パフォーマンス改善がなされたようです。

↓これらの改善嬉しいー!

返却日などのフィールドを追加

フローを定義。Outlookにも返却日がわかるような設計にするのですね。

なるほど。最後はTeamsに書き込むのですね。

いつまで貸し出しているという情報をOutlookに書き込み。

Power Appsで受注伝票に返却日を記入

Product Return Dateが書き込まれていますね。

BCにPower BIを設定するのもウィザード形式になったようです。

これもいいですねぇ。毎日D365BCのロールセンターを見て、気になったレポートはPBIへ直接変遷!

CRUDと承認/ワークフローでの活用。ついにV3!

おぉ、ついに、Enrico氏の初登場ですね!若い世代大事!

いやぁ、Power Platformとの蜜連携は重要Topicなので、おさえていかなくてはなりません。

次は、↑のスライドにもありますがVirtual Tablesを見ていきましょうか。Power Platformとの連携ではしっかりと理解しておかないといけないポイントです。

Henrik氏の対応ですね。

去年、Directions 4Partnersでセッションを3つ行った際には、大丈夫これ?っていうのが正直な感想だったのですが、ここまでいけば一通り実用に耐えられますね!

次は、VSCとDatabaseのセッションに行きましょう!

長身のPeter氏と

Esben氏のセッションですね。コンビが似合ってきましたね(笑)

レポート機能の拡張(Extensions)、ALの権限、Returnタイプ、インターフェースの拡張、ルックアップ時に返却レコード、オンボーディング、デバッグ機能の拡張、テーブルExtensionキーの話と盛りだくさんでしたね。参照先のドキュメントまで触れているので充実のセッションといえると思います。テクニカル担当だけでなくて、アプリケーションのコンサルタントもこのレベルの理解ができるようになるといいですね。

次は、権限と権利の話。今回のリリースで個人的には一番うれしかった内容ですね。過去この内容は本当に苦労して、いいソリューションが出せなかったので、ある意味ターニングポイントな気がします。

Dmitry氏の担当です。

このデザインはまだ新しいのでどこまで手を出すべきか迷いますが、いよいよ、いい方向性に動き出したので随時変更点をキャッチしていきたいと思います。

次は、アーキテクチャのモダナイゼーションについて。

次はギターリストのVincent氏の担当です。

いやぁ、歴史を感じます。

Vincent氏はD365BCのカラーと色をあわせてきましたね(笑)

.NET Coreへの移管。MSの戦略を考えると、これ以外ないですからね。メリットのほうが大きいでしょう。

.NETセクションがないもんなー。

Azure Functionをよぶと。

ターゲットをクラウドへ!

何故、.NET Coreがいいかの結論は↓ですね。

Azure Relayを不勉強で知りませんでした。。。

レポジトリーの便利、クラウドのメリットを享受するためには、そうですね。↓を学びましょう!

いやぁ、D365BCは完全にマイクロソフト製品に進化しましたね(笑) Navison時代の面影がほぼなくなってきました。今後更に他のMS製品とのシームレスな連携が実現できるので、マーケットも広がっていくことは間違いないでしょうね。

続いて、管理センターに関するセッションを見ていきましょう!

管理センターの新機能に関するセッション-最重要セッション

このセッションはD365BCに関わる全パートナーが見るべきセッションです。言葉は悪いですが、「忙しいから見れないじゃなくて、英語はきついじゃなくて、いいから見ろ!」のレベルです。バックアップや復元だけでなく、新たな環境を作る際に必要なAppSourceを含めコピーが可能、また事前にキャッシュをみてバックアップ環境の復元キャパをチェック、異なるAADテナントの移動、Premiumへのライセンスのアップグレード、初めて環境を作る際、CICDのパイプラインや、特定のAppSourceを利用する場合など多くの局面でメリットが出せる拡張がなされています。今までユーザー側でしかできなかったアップロードの作業もパートナーでもできるようになったりと、本当に多くの改善点があります。

パートナー側で環境をメンテナンスされる方、ユーザー側で環境をメンテナンスされる方はご視聴いただきたく思います。

この赤丸の日程は絶対変更できない。綿密なスケジュールを組んでご対応くださいとのこと。

IDEAサイトに投稿された内容

沢山の投稿があったものを優先的に取り組んでいるとのこと。

次は、サーバーとデータベースに関するセッションをチェックしましょう!こちらも大切なセッションになります。

Kennie氏と、

Jens氏のセッションですね。僕は、結構この二人が創り出す間(ま)が好きです。おちゃらけていないけど、お互いがもちつもたれつ少々笑いも含みながら進行していく感じ。

内容の濃い非常にいいセッションでした(;^_^、ALの実行時間、ウェブサービス、データベース、レポート関係、最後はセキュリティー系と落としてもいいところが一つもない重要セッションといえます。

次は、パートナーテレメトリーのセッションですね。

再びKennie氏の登場ですね。このセッションはテレメトリーとPower BIを活用して、パフォーマンスや課題などの見える化を行うために不可欠なものです。またトラブルシューティングガイドやAzure Data Studioを使ったリモートノートの活用に関する非常に有益な内容ですので是非ご覧ください。

素晴らしいセッションでした。Fredy氏が担当するはずの2セッションは未公開なので、視聴できるようになったら更新したいと思います。

ポジション別に何を見ればいいのか?ですが、個人的な意見でまとめてみました。激しいDynamicsプロジェクトを推進しながら、学習していくのは結構辛いので、本備忘録が多忙なコンサルタントたちのとっかかりの一助になれば幸いです。

流石、天才が集まるといわれるデンマークのR&DチームがホストしたD365BC Launch Eventでした。内容も盛り沢山だし、カバレージは十分。非常にいいコンテンツが揃っていました。後2回ずつくらい楽しみながら視聴したいと思っています。それでは、今日はこのくらいで。

Happy Launch -2021 Wave 1 -Dynamics 365 and Power Platform !!