年頭所感

また、このたびの令和6年能登半島地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早く生活の基盤が回復されますことをお祈り申し上げます。

　昨年は、ここ数年続いたコロナ禍やサプライチェーン懸念の影響による経済不振を脱し、国内では街を歩くとインバウンド観光客であふれ、以前の賑わいを取り戻してきたように感じました。しかしながら、為替の影響や政治不信につながるような事案が表面化するなど、予断を許さない状況です。
　一方、海外に目を向けても、ウクライナ情勢は一進一退の膠着状態が続いており、加えてパレスチナでの紛争が激化するなど、安定的な平和には遠い状況となっております。

　そんな中、ITの世界では生成AIの実用化の分野で革命的な進歩が見られ、世界中がまさに「AI元年」といった様相を呈しました。今後は、濫立し活用模索中である生成AIについてビジネスシーンへの適用がもっと洗練され、驚くような斬新なアイデアが現れるだろうと大いに期待しています。

　弊社も多くのお客様のシステム導入プロジェクトをご支援させていただいた一年となりました。また、新たに「グローバル ヘルプデスク サービス」を開始する運びとなり、日本国内並びに日系企業の海外現地法人の方々に多言語でのサービスをご利用いただいております。お客様並びにご協力いただいた関係者の皆様には心から感謝を申し上げます。

　さて昨年末、野球という世界でグローバルに活躍する大谷選手がドジャースに移籍し、世界最高のスポーツ選手であるとの評価を受けました。
　我々PBCもITという世界で前例や常識を打ち破り新たな道を切り開いていけるように貪欲に進んでまいりたいと思います。

本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。