Tokyo Olympic 2020+1

31 7月

皆様、こんばんは! 室長こと、吉島良平Microsoft MVP for Business ApplicationsMicrosoft Regional Director) です。皆様いかがお過ごしでしょうか?

オリンピックもいよいよ後半戦に入りましたね。スカイツリーは毎日遅くまでライトアップされています。相変わらず素振りしながら、五輪のマークを見上げています。

こんな状況でオリンピックをやってもいいのか?と思っていましたが、始まったからには応援しようと結果に一喜一憂しています。

スポーツの祭典を無観客の会場でお迎えするというのは非常に残念ですよねぇ。皆さんのお気に入りのシーンは、どの競技のどの瞬間だったのでしょうか?

実は、当社のマーケティングチームのM氏が、ボランティアスタッフをやっていて、ハンドボールの試合で活躍していました。自分のチームメイトではあるのですが、素晴らしいなぁと感心しています。

後半戦も、選手とともに一喜一憂しながら、世界のアスリートのプレーを楽しんでいきましょう!

さて、今日は何を書こうかなと思っていたのですが、先日Dynamics365+PowerPlatformの2021Wave2(2021年度秋のメジャーアップデート)に関する新機能概要が発表されていました。371ページに及ぶ大作なので、まだ見れていないよという方々が大半だと思いますが、職業柄、週末にReviewを行いました。もはや趣味の領域に突入しているから仕方ないのです。

個人的に、今回のリリースにおいては
  • D365MarketingのTeams Live Event連動やCustomer Insight 連携
  • D365FO⇔Dataverse⇔D365CE域内におけるApps連携
  • D365Guides/Remote Asisst(HoloLens/複合現実)のローコード化と機能拡充      に注目しているのですが、
D365BCでは↓などがアナウンスされていました。
  • 新たなローカライズ(アルゼンチン、ブルガリア、チリ、ミャンマー、プエルトリコ、スロバキア、ウクライナ)のリリース
  • AAD(Azure Active Directory)を活用したD365BC環境へのアクセス管理(D365BC管理センターにてAADグループを環境にセット可能)
  • サンドボックスからの本番環境へのコピー(ついに!)
  • 環境の作成、削除、コピーなどのオペレーションログの保存
  • テナント単ににPTEを強制的にデプロイ可能(怖っ・・・・テーブルデータ消失の可能性大)
  • ALリファレンスドキュメント(タイプ・メソッド・プロパティードキュメントの検索)
  • スナップショットデバッガー(実行タイミングをキャプチャリング‣AL VSCの拡張機能であるパフォーマンスプロファイリングエディタービューを利用しパフォーマンスの実行時間を調査可能)
  • バックグラウンドセッションの制御を環境単位で設定(インスタンスレベルの処理数、キューの処理数、キュー内待機数を定義)
  • Outlookアドインの自動インストールでOAuth2.0が使用、アドインの配布が個人・グループ、組織レベルで可能
  • 個人/共有のPower BIワークスペースのレポートをBCに埋め込み可能
  • D365BCラインセンスをもたないユーザーのTeams内BCデータの活用
  • D365Salesと複数の在庫取扱単位をデータシンク
  • 伝票明細をより便利/効率的にExcelで開く(18.3から有効化可能)
  • MRP/MPS実行パラメーターの拡充
  • 銀行勘定調整機能の拡充

これから当社のR&Dチームが、下記のスケジュールでX-PACK(日本・中国・香港・タイ)などのローカライゼーションやいくつかの業種別ソリューションのアップデートに伴う検証を行い、市場にリリースしていく計画です。半年毎の対応があるため大変なのですが、タイムリーにユーザー様にお届けしていくためには必要なアクションになのです。

10月初旬-11月末くらいの計画でユーザー様にも新機能をご利用いただける予定です。

さて、最後はセミナー告知を少しだけ。→お申し込みサイト

8月25日開催【課題解決セミナー】

企業に求められる人的資源のフル活用

今週から↑セミナーのコンテンツ作成に着手する予定です。

「Dynamics 365とPower Platformで実現するデジタルトランスフォーメーション」
効率的なテレワークを実現する「捨てる化」「いれる化」「自動化」「見える化」「言える化」への挑戦!というお題目なのですが、

こちらは、自社導入事例の知見共有となります。7月の最終週は各部門向けにトレーニングを担当していました。「営業」・「マーケティング」・「導入開発コンサル」・「インフラ」・「保守」・「経理財務」とそれぞれの部門単位に行いました。8月は丸1ヵ月ユーザーテストになります。

当社ではDynamics365のCRMとDynamics ERP(中堅中小企業向けERP)とPower BIを使っているのですが、ご多分に漏れず、業務・システム課題を抱えています。

「ERP+CRM+Project Gantt Chart+Power Apps+Power Automate+Power BI+Microsoft Project+Planner」の活用事例です。

当日まで、セッションの詳細は秘密なのですが、

いつものセミナーより30分長めの120分間で、いつも以上にオモシロ可笑しくお届けしたいと思っておりますので是非楽しみにしておいていただけると幸いです。

IT部門、経営企画部門、経理財務部門、業務管理部門、経営者、営業部門、顧客サポート(保守・メンテナンス部門)、プロジェクト管理者がセミナーの対象者となります。

  • Dynamics 365 ERP/CRMの活用事例
  • Power Apps、Power Automate、Power BI、Dataverse、Microsoft Teamsの活用事例
  • 社員及び協力会社の作業工数管理
  • 仕掛/原価管理
  • 人的リソースの見える化
  • 当社Pacific Business Consulting, Inc.の新収益認識基準への取り組み

など、包み隠さず、いろいろとお話できる場になればと思っております。またセッションの後半部分では導入・開発に関わったコンサルタントたちも参加して、皆様からのご質問にお答えしていきたいと思っておりますので、是非見に来てくださいね。

お申し込みサイト

8月25日開催【課題解決セミナー】

企業に求められる人的資源のフル活用

それでは、今日はこのくらいで。Let’s Go Moooore Dynamics and Power Platform !!